【数学科概要】
SIS数学科では,自主的・計画的に学習する姿勢を大切にし,家庭においても日常的に学習する習慣を身につけるよう指導しています。また,基本をしっかりと身につけた上で,大学進学にも十分対応できるレベルまで向上することを目標とします。成績は,単元別試験,小テスト,課題・宿題の提出状況,授業への参加姿勢等を総合して評価しています。
現在、世界中の大学で入学資格として認められている教育課程「国際バカロレア(International Baccalaureate=IB)」,米国の大学で単位として認められる「APテスト(Advanced
Placement Test)」,米国の大学で入学資格試験に使われる「SAT(Scholastic Aptitude
Test)」ではグラフ電卓の必要な問題が出題されており,日本でも,中高の学習指導要領解説には,コンピューターや情報通信ネットワークに加えて,グラフ表示などができる電卓を利用することが述べられています。本校では高校生全員にタブレット端末を貸与していますが,それに加えてグラフ電卓やコンピューターなども積極的に利用し,さらにデジタル教科書やインターネットなどを取り入れ,より効果的な授業を展開しています。
【開講授業】
<本校の科目名と教科書との関連>
・数学Tα+数学Tβ+数学Tγ=数学T
・数学Uα+数学Uβ+数学Uγ=数学U
・数学Vα+数学Vβ1+数学Vβ2=数学V
・数学Aα+数学Aβ=数学A
・数学Bα+数学Bβ=数学B
<選択時の注意>
・必修は数学Tです。数学Tα,数学Tβ,数学Tγはどれからでも履修できます。
・すべての科目はα,β,γを合わせて一つの科目です。
・数学Aα,数学Aβは数学Tを終えていなくても履修できます。
・数学Tを履修後に,数学Uα,数学Uβ,数学Uγ,数学Bα,数学Bβをどの順でも履修できます。
・数学Vは主に理系学部進学希望者対象です。数学U,数学Bを履修後に数学Vα,数学Vβ1をどちらからでも履修できますが,数学Vβ2は数学Vβ1の後に履修します。
・総合の単位としても履修できる教養科目として,統計学,国際バカロレア数学抜粋があります。
【大学入試科目】
私立大学文系学部の多くは数学なしで受験できます。中には「国語+英語+社会または数学」というところもあります。国公立大学と一部私立大学では,まず「大学入試センター試験」を受験し,その結果を参考にして希望大学に出願して2次試験を受けるか,センター利用入試を受けます。この「センター試験」は,一部を除いて文系理系ともに7科目を受験せねばならず,数学の場合「数学T」または「数学T・数学A」から1科目と,「数学U」または「数学U・数学B」から1科目の計2科目を選択します。このため,「センター試験」は,最も少ない場合で「数学T」のみで受験できます。国公立大学文系学部は,2次試験に数学T/Uから1〜2科目必修,数学A/Bから0〜2科目必修または選択というところがあります。理系学部の多くは数学T・U・Vの3科目必修,数学A/Bから0〜2科目必修または選択になります。なお近年,院内推薦,指定校推薦やAO・一般推薦での受験が多い状況ですが,出願の条件として「数学は〜を履修見込みであること」を必要とすることがあります。受験直前になってあわてないためにも長期的な見通しのもとに履修計画を立てましょう。
Modified
2015/03/18
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