2007年5/14(月)7時間目(14:35-15:30)S317教室「数学Vα」(担当馬場)の授業で、奈良女子大理学部数学科教授(学科長)谷口雅彦先生に出張講義をしていただ
きました。
受講生徒12名に加え、他にも興味のある生徒・教職員・保護者の方も聴講しました。
内容「微分にまつわる話」(谷口雅彦先生の講義内容紹介文)
微分法は、現代数学が生み出した道具(手法)のなかでも、とりわけ重要なもののひとつです。「速度」や「勾配」といった普段使われる言葉にも、その重要性を垣間見ることができます。2次関数の導関数は単純な形をしていますが、高校で習う基本的な関数は導関数も基本的な関数で表せます(実は話が逆なのですが…)。そして微分にまつわるエピソードは、現代数学の膨大な物語中の其処彼処(そこかしこ)に発見できます。その中からあまり語られないかもしれないエピソードのいくつかをお話しながら、それらに関係する最近の研究にも触れたいと思います。
谷口雅彦先生プロフィール
1951年生。京都大学大学院理学研究科修了。理学博士。京都大学大学院理学研究科助教授を経て2006年度より現職。専門は複素解析学。現在の研究課題はタイヒミュラー空間上の力学系理論。「なっとくするベクトル解析」など著書多数。
参加者の感想
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学校法人千里国際学園 Senri International School
Foundation. Modified
2007/05/28