Senri International School (SIS)

必修単位と卒業単位


 中等部では、義務教育であり単位制ではないので、心配はありませんが、高等学校では文部科学省の定めた学習指導要領に則って、卒業までに必ず学習しなければならない科目(必修科目)と、必要な単位数が決められています。本校は、帰国生徒の編入生が多く、編入の時期によって、卒業までの必修と卒業単位数が変わってきます。それをまとめたのが下の表です。

【表の見方】
1.表の一番上から自分の本校に入学した時期をみつけてください。
2.その部分を縦に見ると、自分にとって卒業までに履修すべき必修科目とその単位数がわかります。一番下の欄の「卒業までに必要な総単位数」は自由選択科目も含めた総単位数になっています。

 1の始めから入学の場合は、全てが必要(必修39単位、その他を含めて合計80単位)であるのでまったく問題はありませんが、編入生の場合、短い在校期間で全ての必修をとり終えることは不可能なので、他校で「履修済み」という処置をとります。その際に、自分の編入時期によって、必修科目と単位数が変わってくるので、上の表の編入時期に従って、縦に表を見て確認してください。例えば、高2春学期からの編入の場合、<世界史から2単位、日本史・地理のいずれかから2単位、体育の4単位、家庭基礎の2単位>の合計10単位が必修、そして卒業までに、必修単位を含めて、合計50単位を本校で取得することが必要となります。ここにあげた単位数は最低限であるので、もちろん、必要・余裕があれば、より多くの単位をとることは可能です

      表の中の、の部分は、履修が不可能な時期を、の部分は、履修可能であるが難しい時期をあらわす。カッコで複数の科目が示されている部分は、選択必修(必修以外の選択科目の中で、特定の分野又は科目の中から所定の単位数を修得しなければならないものをいいます)を表します。

*1 高1冬学期以降の国語総合の履修は、プレイスメント・テストの結果と進路も考慮に入れます。(例えば入試で国語が必要な場合は1,2を履修し、さらに学習を継続するのが望ましい)

*2 数学Tの4単位か、数学基礎の2単位が必修単位。数学基礎の授業は冬学期にのみ開講されます。

*3 各科目の単位数は、留学前に本校で取得したものも含みます。(ex.国語総合は2単位が必修と書かれているが、留学前に二単位取得していれば、終了したものとしてもよい)この表は秋学期から翌年の春学期にかけての期間(米国、英国など)を想定しているが、留学先によって期間が違う(豪州など)場合がある。その際は、個別に担任、コース・アドバイザーなどに相談してください。

*4 xは、以前に本校で取得した単位数 yは留学中に認定された単位数(留学中の成績などを元に、一年あたり最大30単位(各学期最大10単位)が与えられます。


学校法人千里国際学園 Senri International School Foundation. Modified 2007/02/07