◆2008年度からSIS高等部で情報処理技術者試験の合格者が単位認定されることになりました。2008/3
単位認定について
◆情報科の履修について
【必修科目・必修単位数】
まず、7年生(中等部1年)で全員が必修科目「コンピュータ基礎7」を受講します。9年生(中等部3年)以上は個人の興味や必要に応じて、自由選択科目をいくつでも履修できます。10年生〜12年生(高等部1〜3年)の間に2単位以上を取得しなければなりません。9年生でIT科目を履修しても、高校生の単位としては認定されませんので、10年生以降に2単位以上を履修する必要があります。
【自由選択科目の選択方法について】
情報科の科目名は、IT0〜5のように数字のついたものがありますが、数字の小さい順から履修するものではありません。履修の順番は、以下を参考に、各自の興味と履修条件を考え合わせて選択してください。科目の内容がよくわからない場合、履修条件を満たしていない場合、選択に迷う場合は、必ず情報科教員に相談してください。
1.最初に履修するのが望ましい科目
IT1は、文書作成、表計算、情報検索、プレゼンテーションに必要なスキルを、7年生での「コンピュータ基礎7」レベルからグレードアップさせるコースです。WordやExcelは「簡単だ」、「いつも使っているから大丈夫」と思って自己流で使っていると、いつまでも自分で知っている機能しか使えていません。コンピュータ以外の科目でよく使う機能を中心に、使えば便利な機能、見栄えが格段よくなるテクニックを徹底的に練習します。IT1は週に4回のコースですが、IT1の内容を前半と後半の2つに分け、週2回で実施するIT0aとIT0bのコースもあります。IT0aとIT0bは別学期に実施します。IT0aとIT0bはどちらからでも、どちらかだけでも履修可能です。
2.絵を描くこと、Webページ作成に興味がある人
IT2で、描画やフォトレタッチ、Tシャツの作成、作曲、Webページの作成を行います。このIT2で取り組んだ内容のうち、どれか1つをもっと徹底的に取り組みたい場合は、IT2の履修後、IT3を履修してください。IT2でのWebページ作成をもっと発展的に取り組みたい場合、取り組みたいテーマが趣味的内容の場合はIT3を、他の教科でリサーチしたりまとめたりした内容を持ち込んで取り組みたい場合はMulti
Media Contents制作コースを、履修することになります。
3.ゲームプログラミングに興味がある人
IT4でVisual
Basicによるプログラミングを習得できます。このコースの最終目標は、オリジナルゲームソフトを作成することです。ただし、コンピュータゲームで遊ぶことと、コンピュータゲームを制作することは全く違います。論理的な思考ができるよう、徹底的に演習を行うので、単にゲームで遊べる、ゲームが好きだという動機だけでこのコースを履修しようと思っている人や、「ひたすら根気強く考える・取り組む、あきらめない、面倒がらない」ことが苦手な人は、このコースの履修は大変です。IT4で取り組んだ内容を発展させて、さらに複雑なプログラミングをしてみたい場合は、IT3を履修してください。
4.ロボットを作ったり動かしたりに興味がある人
IT5では、LEGO
MINDSTORMSを用いてロボットを製作し、コンピュータソフトのプログラミングにより動作させます。このコースはプログラミングを行いますので、プログラミングの基礎を学ぶIT4の既習が望ましいです。IT4を未履修でIT5を希望する場合は、担当教員に必ず相談してください。
5.プレゼンテーション、Webページ作成の上達を目指したい人
PowerPointのスライド作成やプレゼンテーションはある程度できるけれども、もっとスキルアップしたい場合、コンテンツの内容は準備できていてそれをWebページにしてみたい場合は、Multi
Media Contents制作コースを履修してください。プレゼンテーションはいろいろな科目で取り組むことができますが、取り組むレベルは、コンピュータ基礎7(秋学期)→知の探検隊(冬学期)→IT1(IT0bも同レベル)→Multi
Media Contents制作の順に高くなります。12年生で、大学の推薦入試の自己PR(最近はPowerPointによるプレゼンテーションも増えています)の準備が必要な場合も、このコースで取り組めます。なお、PowerPoint、Webページともに画像・音・動画の処理が必須となりますので、IT2の既習が望ましいです。
6.7年生以降にSISに入学した人
7年生で必修の「知の探検隊」を受講できなかった人向けに、「コンピュータ基礎」コースがあります。このコースは「知の探検隊」レベルのPowerPointによるプレゼンテーションの内容を、受講者のレベルに合わせて実施します。
7.情報の技術(担当
青山)は総合または情報の教科として単位が与えられます。
総合として選択する場合のコースコードは
EX1HLR
情報として選択する場合のコースコードは
CS1HLR となります。
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