2009年1月10日(土)京都大学数学公開講座 参加者 感想

 百万遍から15分ほど道にまよってしまったが無事到着した。最初の説明はなんとなくわかったような気がするがガロア理論によって3次方程式を解く段階まできたらほとんど理解できなくなっていた。2次方程式はまだなんとかわからなくはなかったがそれでもむずかしかった。話自体は時間さえあれば理解できそうな気がするが先生の話が速すぎて3次にいたってはさっぱり理解できなかった。(WN)

 高校数学をやっていない私には、残念ながら今回の講演では何一つ理解する事が出来ませんでした。時々、私は何をしに来たのだろうか、こんな所にいて良いのだろうかというような疑問がふつふつと沸いては来ましたが、講師の方の観察、その結果文学的観点での考察・想像を膨らますなど、じっくりと考える時間を与えて戴いたので、ある意味では有意義な時間を過ごす事が出来ました。改めて自分と数学との関係を考える良い切掛けになったと思います。(AN)

 まず、教室の広さにびっくりしました。これからの大学生活であんなに大きい教室で授業するとなれば、先生も大変だと思いました。大学だからないと思いますが、高校だったら後ろのほうに座っている生徒は寝ているのは間違いないです。
 ともあれ、僕は朝の授業を受講できずに、午後の上野先生の授業を受けることになりました。僕は、高校三年生で数学をすべて受けているので、前半は数Vの復習だと思いながら受けていました。後半に入って楕円関数が出てきてからさっぱりでした。しかし、家に帰ってもう一度復習してみると、何となくですがわかったような気もします。上野先生の講義を受けてまた、一段と数学への関心が強まりました。また次の機会があれば、お話を聞きに行きたいと思います。(RS)

 今回は予定の都合がうまくつかず、初日の午前だけの参加となってしまいました。さすが大学といえば良いのでしょうか?大きな教室でスクリーンとマイクを使った授業に少し感動してしまいました。“皆さんご存知のように〜”、正直まったく存じておらず、講義の内容もほとんど理解できないまま終わってしまった3時間でした。数学の話としては、わからないことだらけでしたが、「大学の数学はこんなことをするのか」「数学にはまだまだ自分の知らないことが沢山あるのか」と収穫は自分の中ではあったと満足しています。(RK)

 ガロア定数と言葉をその講義で始めて知って、その講義で理解できるほど簡単なものでないということは理解できた。5次以上の方程式は解の公式がないため、ガロア定数をつかって解くほうが早い。そもそも自分の中で5次方程式の計算をしたことがないので実感はないが、ここまで計算することを試みた過去の数学者はどこまで数学の虜になっていたのだろうか?(MH)

 二次方程式や三次方程式の解の公式がわからなくとも、ガロア理論を知っていればそれにたどり着けるというのはすごいと思った。ただ理解するには程遠かったと自分で思う。4次以上になるとガロア理論を使ったほうが手っ取り早いというのは、実際そうなんだろうけども、二次、三次でやっていることを見ていても想像もつかない。どこから手をつけていいのやら。正多面体とガロア理論 というように自然界で生まれた形には何かしら数学と関連付けられるものがあるのだと改めて実感した。フィボナッチ数とひまわりの種の並び方とか、氷の結晶には黄金比が含まれているだとか。そういったようにわかりやすく身の回りについてくる数学は大好きです。(HI)